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ブータン国王夫妻侮辱「笑っていいとも」の無礼──節操のないテレビ局感覚

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礼儀としてやってはいけないことだ。

ブータン国王陛下の国会での感動的な演説を思い出す。
それを報じるフジテレビのニュースはカットしていたが、国王陛下は「日本の戦いが、いかにアジア諸国の独立への勇気となったか」にも触れられていた。

なにより醜いのは、これらの根底にあるのが人口70万人の小国に対するあなどりだ。
同じようなあそびでも、シナや朝鮮のことはできない。触れようともしない。



かといって、劇団ひとりやもうひとりの女を批判するつもりはない。司会のタモリにも責任はない。芸人は無責任でいい。毎度引用するが、ビートたけしが言ったように、「自民党政権なら自民党に、共産党政権なら共産党に媚を売っていきてゆくのが芸人」でいいのだ。あくまでもプロデューサの姿勢の問題。芸人は駒。駒ではなく器の問題。その代わり芸人は、金正日の真似でも李明博の真似でも、指示があったらためらわずせねばならない。

芸人が「こないだこれライブでやったら凄く受けたんですよ」と持ってきたネタを、テレビで流すにふさわしいか否かをプロデューサが判断する。本来ならこれは即座に却下するネタだ。だがそれをきっと「いいわ、それ、うけるわ」と取りいれてしまう感覚。

これらと同じく、金正日の葬式や復活したよれよれの江沢民もやっていたなら、それはそれで認める。それらには絶対に触れず、「これならやっても抗議は来ないだろう」という読みがあざとい。

天皇陛下の真似をこんなふうにシナや朝鮮でやられたらどう感じるか。その気持があったら決してできないことだ。ひとの基本である「やられていやなことはしない」が消えている。まことになさけないテレビ人の姿勢だ。
いや、彼らはシナや朝鮮でそれをやられてもまったく平気なのだろうけど。



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しかしまた、ニュースになっているので拾ったが、この種のテレビを見ない私には縁農水(←このへんがGoogle日本語入力のバカなところ。ATOKに切り替える)、縁の薄い(一発で出た)話でもある。

「紅白歌合戦にだけは韓流に出て欲しくなかった」と書いている人がいたが、NHKは「冬のソナタ」を始め、電通の在日朝鮮人社長(後に会長となり今年死去)と組んで韓流ブームを仕掛けた本家本元である。その後も今も朝鮮ドラマを熱心に流している。「朝鮮寄りテレビ局はウチが本家」と自負しているのだから紅白歌合戦に朝鮮芸能人を複数出演させるのは当然だろう。

紅白歌合戦の出場歌手はもともと半分以上が在日朝鮮人であり、あれは朝鮮人歌祭りだ。錦野旦が言ったように「おれたちがいなけりゃ紅白なんてやれない」のである。

といってこれは朝鮮人批判ではない。朝鮮人は歌唱に秀でていて、もともと芸能界は彼らの活躍する場だった。芸能界とはそんな業界だ。それだけの話。私は歌のうまい朝鮮人歌手が大好きだ。惚れ惚れするほどうまい。朝鮮人が嫌いなら紅白なんか見るな、嫌いだったら見られない、というだけのこと。毎度毎度寝ぼけたことを言う人がいて呆れる。
これもまたもう何十年も見ていない私には関係のない話。朝鮮人の歌の巧さは認め大いに賛美するが、朝鮮人歌祭りを見る気もない。

かといって、じゃあ出場歌手が全員日本人なら見るかと言われても見ない(笑)。見ていたころも、乳母車に乗せられて出て来た応援役、赤ん坊姿の渥美清が(当時の彼のヒットコピーだった)「丈夫で永持ち」なんて言うのを聞いても、ちっともおもしろくなかった。NHKのセンスにはもう中学生の時に愛想を尽かしていた。

私はNHKという国営放送(笑)がやるくだらない年末の番組を、苦労なさったブラジル移民の方々が日本を偲んで愉しむというような意味でしか認めない。しかしそれでいうなら、やたらろくでもないものを入れたとんでもなくひどい番組のはずで、多くのブラジル移民のかたが「こんなのは日本ではない!」と怒るのではないか。それならずっと同じ頃にやるテレ東の演歌や歌謡曲をまとめた年末番組(すまん、見てないので番組名が出て来ない)の方がましなはずだ。あれはブラジルでは見られないのだろうか。



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本題に戻って、ブータン国王夫妻の話。
「こんなことがなぜ問題になるのだ」と指摘しているひとがいた。
それほどのバカに何を言っても無駄だろうが、これはKARAの尻振りやレディ・ガガの真似とは違うのだ。

こういうものまねはおもしろい。たのしい。やってみたい。だから新宿2丁目のゲイパーでこれをやるのはよい。身内の忘年会でやるのはいい。ひとのこころはそういうものだ。タモリが密室芸人と言われたのもそういう出身だったから。新宿「ジャックの豆の木」。タブー破りほどわくわくするものはない。

私も新宿ゴールデン街で飲んでいた時期があった。好きではなかった。体質的にあわなかった。でも文筆業の端くれとしてああいうところを知らないといけないのではと無理してつきあった。学生運動出身の女がやっているちいさな店にサヨク物書きが集っていた。皇室に対する聞くに堪えないひどいことを言っては、みなそれに拍手して盛りあがっていた。自分のいるところではないと去った。くだらん世界である。

タブーの笑いはおもしろい。刺激的だ。タブーであればあるほど刺激を増す。だけど、誰でも見られるお昼のテレビ番組でやるとなると話は別になる。部屋の中で全裸で騒ぐのと大通りを全裸で歩くのは別物だ。テレビ局はその区別すらつかなくなっている。めくらがダンプカーを運転しているようなものだ。気違い沙汰である。

欧米はポルノを解禁している。日本はしていない。しかし幼い子供がそういうものを目にするという点では日本のほうがひどい。

結局はプロデューサの品格の問題となる。そういう常識的な感覚が麻痺しているのか、もともとないのか。

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【追記】──フジテレビの落ち目の象徴──2013/5/20

この後、かつては視聴率三冠王だったフジテレビは、韓国番組偏重を始め〝ウジテレビ〟と呼ばれて凋落する。この「笑っていいとも」の無礼なシーンは、それを象徴するシーンとなった。

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