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NHKサンデースポーツの把瑠都──朝青龍の「弱冠」──フジの「知りたがり!」

NHKサンデースポーツ生出演の把瑠都を見る──23.30

balutokameda

(なぜか亀田が……)

二ヶ月に一度、千秋楽の午後9.55分からのNHKスポーツニュースには優勝力士が生出演する。NHKのこんな番組を観ることはないがこの日だけは見る。ここのところ白鵬ばかりなので見ない日もあったが今回は把瑠都の初優勝なので録画しておいて見た。

感想は前項の優勝インタビュウに関して書いたことと同じ。把瑠都なりに言いたいことはあるのだろうがコトバが不自由なので表現が出来ない。質問は理解していて、「ああ、こんなとき、日本語ではなんて言えばいいんだ。うまく言えないなあ」と苦しんでいるのが見える。アナがまた趣味の釣りと相撲の共通点なんて尋くものだから、彼の脳内葛藤が目に見えるよう。うまく言えず、苦しんだ末、けっきょくは「ああ、うまく言えないや」と諦めて、「がんばります」のような安易なコトバでごまかすしかない。頭のいいひとだからコトバがもっと自由なら違う表現になったろう。でもそれは彼が日本語修練から逃げてしまったからでもある。



あらためて、朝青龍、白鵬、鶴竜らの日本語に対する姿勢を見直した。白鵬は、横綱としての立場を鑑み、日本人奥さんの協力を得ての進歩だが、朝青龍、鶴竜は独自での習得である。モンゴル人はなぜあんなに日本語がうまいのだろう。文法的に似ているからなんて言いかたもあるがあまりにすばらしい。日本に何十年もいる白人と来日して7.8年のモンゴル人力士を比べると、いかに彼らがすぐれていることか。
「自分がその立場だったなら」と考えれば、彼らのすごみがよくわかる。他国語を日常言語として不自由なく使えるぐらいには誰でもなれる。私もいくつかは出来る。その国に何十回も行ったり滞在したりして、そこそこの努力をすれば誰でもそうなれる。だが、そこからそのコトバ独特のこまかな表現まで使いこなせるようになるかどうかは個々人の資質と姿勢になる。近くて遠い距離だ。多くの人が「日常で不自由なくなった時点」で努力をやめる。



朝青龍が引退させられた会見の時、「まだ弱冠29歳なので」と今後の人生への抱負を語った。それにやくみつるが「弱冠は二十歳のこと」とケチをつけていた。それはその通りなのだが、来日してからの年数や、日本人として生まれ育った日本人力士の言葉遣い、その辺の日本人のアンチャンネーチャンを考えたら、そんなコトバまで使いこなすモンゴル人力士がいかにすばらしいかと気づく。日本人のアンチャンネーチャンには「弱冠」の意味を知らないのはもちろん、一度も使ったことがないのも山といるだろう。

私は朝青龍が「弱冠」の使用法をまちがえていることが気になりつつも、そういう表現をする彼に感激していた。朝青龍は「弱冠」を覚えたばかりだったのだろう、何度か口にした。必ず突っ込む奴がいるぞと思ったら案の定やくが口にした。

鬼の首でも取ったかのように得意げにそれを指摘するやくがいかに薄っぺらに見えたことか。それはただのイチャモンでしかない。かつらを被るようなマンガ家はしょせんその程度だと思ったものだ。ってこのときはまだカツラを被ってないか(笑)。すまんすまん。こういう時系列の意図的過ちは気をつけないと。でもハゲ隠しにかつらを被るような男であることは、こういう指摘ですでに見えていた、とは言える。役満(やくみつる)どころかせいぜいニゴロかザンク(笑)。

balutotani

(なぜか谷が……話題の人物のまわりにはいろんなのがわいてくる。その向こうのエイリアンのような醜い物体は石井一か?)

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●優勝翌日のテレビチェック

優勝翌朝のテレビには優勝力士がよく生出演する。NHKは定番。あと民放のワイドショーにも。
みな前夜の大騒ぎと寝不足で浮腫んだ顔で出てくる(笑)。今日もそのはずなのだが、テレビを見る習慣がなくなった私が、それを探しつつテレビを見まくるのはさすがにキツい。その気になれない。朝青龍なんかだと親しいみのもんたの番組に出るとか読めるのだが。

いまインターネットテレビ欄をチェックしていたら、フジテレビの午前9.55分からの「知りたがり!」というのに「把瑠都初優勝!地元も熱狂…怪物誕生秘話」とある。これの録画予約をしよう。

把瑠都の優勝が決まった翌日、NHKは把瑠都の故郷エストニアの様子を流した。1分30秒ほどの映像だったが、新聞の一面で扱われていること、少年少女が「教科書にも載っているので把瑠都のことはよく知っている」と語っていたのが印象的だった。(もちろん私はネットで知って確認したあとづけだ。)

フジテレビがエストニアまで行って取材してきたのか疑わしいが、「地元も熱狂」とあるのだから、あちらの新聞での扱いぐらいは見せてくれるのだろう。これ、千秋楽で決まったなら今日は無理だった。13日目で決まったからでもある。95分の番組で10分もないだろうが、こういうとき録画は本当に便利だ。とりあえずぜんぶ録っておいて後で必要なところ以外は消せばいい。期待外れになりませんように!

相撲ファンとして、エストニアの人々が、「把瑠都を応援している。把瑠都は私たちの誇りだ」なんて言うのを聞くのはうれしい。

すでに昨年だったか、エストニアでアンケートを取ったとき、把瑠都はエストニア人の有名アスリートを凌いで知名度が一番だった。誇らしかったものだ。今回の優勝でますます知名度が上がる。頼むぞフジテレビ、がっかりさせないでくれよ。

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●期待した私がバカだった──1/23-12:30

 いま録画しておいたフジのそれを見た。とんでもなくひどいもの。というか中身ゼロ。何もない。エストニアロケどころか日本人関係者すら出てこない。MCがパネルをめくっての話。そのパネルも世界地図でエストニアがどこにあるかを示す程度の低さ。その間にずっと創価学会柴田理恵の汚い顔のワイプ画面。昨日の優勝インタビュウの「おかあさん、ありがとう」を流し、秋野暢子、鈴木紗理奈がわざとらしく大げさにうなづいたり。5分程度。

 こんなものに期待して95分間予約録画した自分がうらめしい。「がっかりさせないでくれよ」どころかがっかり以前のシロモノ。でも「把瑠都初優勝!地元も熱狂…怪物誕生秘話」とあれば期待してしまうよなあ…。まさに羊頭狗肉。

「地元」とは尾上部屋のある大森のことだった(笑)。しかも「熱狂」などしていない。食堂にいた酔っぱらいのようなのにマイクを向け、「ああ、あの、なんだあ、応援してたよ」とか言わせた程度(笑)。こんなクソ番組に期待して、わくわくしつつ再生ボタンを押した自分が惨めだ(泣)。NHKが流した1分30秒のほうが百万倍もすばらしい。



NHKのサイトはここですが、私が見て感激した新聞の一面が紹介されている映像はもうないようです。

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