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北野演芸館2~たけしが本気で選んだ芸人大集結SP──カメラ割りの不快感──その2

コメントをいただいた。

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1. 通りすがり 2012年02月09日 10:20
通りすがりで失礼します。
「北野演芸館」の演出について、なぜたけしさんが一言言わないのかと、書かれていますね。私もまったく同感なのですが、たけしさんはオンエアは観ないのだそうです。これは昔からで、珍しくオンエアを観たとき、あまりに自分のシーンがカットされていたので、「チャップリンかと思った」などと言っていたぐらいです。確かに、たけしさんが笑っている表情をいちいち抜く演出は、うるさく感じます。番組自体は現在のテレビにおいて貴重なぐらい志が高いだけに、もっと演出を練ってもらいたいものです。


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ほんとうですね。「さすがたけしだなあ」とうれしくなるいい番組なだけに、そのことだけが残念です。
私もむかしそういう現場にすこしばかり関わったことがあるのですが、彼等にはそういう感覚がしみこんでいるので絶対に直らないのでしょうね。

いま同じ事を思っている高校生、大学生がテレビ局に入社し、現場を仕切る立場になったら、ぜひともこういう演出はやめてほしいと願うのですが、現場に関わるようになると、けっきょくはそうなってしまうようです。一種の企業の洗脳でしょうか。



競馬のレース中継でもう何十年もそのことを感じます。
直線にむき、残り200メートル、逃げ切るのか、先行馬が抜け出すのか、後方から差し馬がとんでくるのか、さあこれからが勝負所というとき、日本の競馬中継のカメラは必ず先頭をゆく集団のアップになります。そのことによって全体が見えなくなります。カメラを引いて、全体を見せねばならない瞬間にアップにするのですからたまったものではありません。目つぶしと同じです。欧米の競馬中継はこんなバカなことはしません。

私はそのことにもう30年以上不満を感じているのですが改善される気配はありません。まさか30年以上も同じディレクター、スイッチャーが演出しているのではないでしょう。局も複数ですし。でもみな同じことをします。それはたぶん「競馬中継のスイッチングとはこういうもの」というテレビ業界の伝統?が、連綿と受け継がれているからでしょう。



いまどの局でも、お笑い番組の演出は、「ネタの最中に、ゲストの笑い顔をカットインする」が定石なのであり、それを踏み外すひとはいないのでしょうね。テレ朝のM1、フジのThe Manzai、そして今回のTBS、局も内容も違えど、同じ演出です。今回はたけしひとりだったからまだよかったのかもしれません。もしも歯茎を食いだした久本雅美とかがいたら私は消していました。

それに腹立つならテレビなど見るなということなのでしょう。

私はいまほとんどテレビを見ず、レンタルDVDで過去の名作を愉しんでいます。それによって、美味い刺身と熱燗で晩酌中、いきなり「生理のときのデリケートゾーンの痒み、気になりますよね」というような酒のまずくなるCMとは無縁になりました。
でもこの種の演出はDVDになっても変りません。しみじみ残念です。



しかしなあ、たかが2.3分のネタなのに、なんであんなことをしてぶちこわすのだろう。わからん感覚だ。
単純に言えば、「テレビを見る視聴者の感覚を作る側が忘れている」になるのだろう。
ほんと、「てめーの演出した番組を、視聴者のつもりで見てみろ!」と言いたい。

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