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ブラマヨとゆかない仲間たち特別編 沖縄──古酒(クースー)の魅力

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4月21日、午前10時55分からのテレビ朝日「ブラマヨとゆかいな仲間たち特別編──沖縄」を見た。リアルタイム。土曜の午前中である。こんな時間にテレビを見るのはいつ以来か。

だいぶまえ、私はこの「ブラマヨとゆかいな仲間たち」という番組を偶然ネットで知り、「YouTube動画倉庫」で見た。 おもしろかったのでさかのぼって初回から見た。その後も週遅れぐらいで見ているから、たぶんほとんど見ている。まだブラマヨにぎこちなさはあるが、楽しめる。

こういう私が「私はテレビは見ない」と言ったらサギになるか(笑)。
まあ好きなバラエティ番組5.6本は、YouTubeで見ている。週遅れ、月後れだったりする。ネットで見るテレビ視聴時間は週に2.3時間だろうか、流している感じで、真剣には見ていないが。 
大好きな「たかじん」なんかは、月曜と火曜に半分ずつ見たりする。

ただテレビというメディアは、益も害も、「とりあえず起きたらテレビ」「夜だから、くつろいだらまずテレビ」にあり、そこから「知りたくもない情報」を得てしまう部分にあるはずで、その習慣は「卒業」している。そんな感じでテレビを見ることはない。

それで得たことは大きい。これはおすすめしたい。テレビを卒業して得るものはおおきい。生活の「色」ががらりと変る。「ちょっとちがう事をしたい」とおもっているひとがいたなら、これをするだけで、かなり新鮮な発見がある。

朝、起きたらまずテレビを点けて、洗面したり食事をしたりするときもBGM、BGVとして、流している。そこから流れてくる政治、芸能、スポーツ等の話題、それら雑多を自然に受けいれる感覚。この習慣を拒むとなにもかもが違って見えてくる。

朝起きて、テレビを点けないと、さみしくていられない。物足りない。それを克服するところから始める。

「テレビを見ない」を実行すると、最初はタバコをやめるときと同じで苦しい。
苦しいというのは害であり、病んでいるからなのだ。
見なくても平気な生活習慣を築くと、24時間がちがったものになる。

好きな番組は録画しておいて、後で見る。
とにかく、「とりあえずテレビ」「まずはテレビ」をやめる。
そのことで見えてくるものは大きい。



ブラマヨのそれを、さかのぼって「ほとんどぜんぶを見ている」のに、私は、それがどのテレビ局かすら知らなかった。YouTube動画倉庫だから。
今朝、今夜録画する番組はないかと夜の番組表を見ていて「沖縄特番」があると知った。たしかこれは深夜の番組のはずだが、なぜ午前中の特番なのだろう。

たまにはリアルタイムで見てみるかとテレビを点けた。午前3時に起きてPC作業をしているから、午前11時はサボりたくなる時間である。テレビ欄の真ん中にあったから6を点けて、いいところになったら見ようと音を流してPC作業をしていた。しかしいつまで経っても、それらしき番組にならない。どういうこっちゃとインターネットのテレビ番組表を再確認して5のテレ朝だと知った。

テレビ欄の変化(テレ朝が10から5で真ん中、フジがテレ東よりも右の端っこ)にまだなじんでいない自分がいる。そりゃそうだ。見ないんだもの。



沖縄の古酒(クースー)の場面があった。
印象的だったのは、泡盛をあたらしいのから古いのにして行ったとき、小杉が「古い方がいい、ぜんぜんちがう」と言ったのに対し、吉田が「ぼくはあたらしいほうがいい」と言ったことだった。

泡盛という尖った酒は、古くなるほど角が取れて行く。三角形が多角形になる。
私は沖縄で初めて古酒を飲んだときの感激を今も覚えている。なんとも不思議な味だった。いつも飲んでいる酒屋で売っている泡盛とは根底からちがっていた。
そう、「枯淡の境地」である。「旨い酒」とはまたちがう。枯れた、不思議な味だった。

だから小杉のほうが味覚としてまともなのだが、私の毎度の例えになるが、「100%果汁のジュースより、果汁0のファンタのほうが好き」というひともいるだろうし、吉田は吉田でいい。でもまあ、あのちがいはわかるはずだが。こんな感じの感想があふれたら、吉田はまたうじうじするんだろうな(笑)。
「そやけど……。だってこっちのほうがうまいとかんじたんやからしかたないやろが!」と逆ぎれかな(笑)。



私は蒸溜酒が嫌いだった。ビールや日本酒の醸造酒が好きだった。
しかしそれは「ビンボーでまともな蒸溜酒を飲んでいなかったからだ」と後に知る。
ビンボーでもまともな醸造酒は飲めた。日本のビールは昔も今もあの値段で一流の酒だ。

まあビンボーな学生だったから、ウイスキーはせいぜいサントリーの「白」である。角瓶でも背伸びだった。オールドは社用族(笑)の高級酒だった。一人前のサラリーマンになって初めて飲める酒だ。
サントリーレッドやブラックニッカでひどい目に遭い、でも旨い酒に対する興味はあったから、バイトの給料が入ったら背伸びしてオールドを買ったりした。でもやっぱり不味かった。ここで「ウイスキーはまずい」と私に擦りこまれた。

父は大酒飲みだが日本酒党だったので、私には酒好きのこどもが体験する「サイドボードに飾られている父のジョニ黒をそっと飲んで」なんて体験はない。見たことがない。その代わり、「金粉入り日本酒」なんてのの体験は早かった(笑)。

三十半ばで、友人の「ロイヤルサルート」を飲んだ。正確に言うと、「酒の飲めない友人が、外国旅行をした友人から免税店で買った土産でもらい、飲まないままになっていたロイヤルサルート」である。「目から鱗」というキリスト教の文言はキリスト教嫌いとしてあまり使いたくないのだが、あれはもう人生にほんの数回の「目から鱗」だった。「えっ!!! ウイスキーってこんなにうまいの!!!」である。そりゃレッドでゲロを吐き、背伸びして買ったオールドで失望していた身には、本物のスコッチの21年物は別世界だった。それからウヰスキーに凝った。



まったく同じ事が焼酎であった。焼酎も軽蔑する酒だった。ビールと日本酒があれば焼酎はいらなかった。
コバカにしていた焼酎だが、沖縄のクースーを飲んで目が覚めた。一目置くようになった。

ただ私はいまも、「高額な焼酎」を買う気はしない。同じ高額なら日本酒のほうがいい。
まあ高額なワインは分不相応だし、金があってもそれをする気はない。あそこまで行くとイヤミだ。



クースーのあと、つまらないテーマになったのでテレビを消した。
ロイヤルサルートとクースーを思い出し、朝から酒を飲みたくなる番組だった。

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