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ネットで見た「YOUは何しに日本へ?」感想──祝ゴールデン昇格

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 明け方、PC作業に厭きて、いつものよう「なにかないかな」と動画倉庫を覗いたら「YOUは何しに日本へ?」というのがあったので見てみた。こんな番組があることすら知らなかった。このタイトルから、もしかしてジャニー喜多川がMCの番組かと思った。ウソ。でもこのタイトルとバナナマンのユー連発にそれは関係あるだろう。

 成田空港で外国人に「ユーはどこから来たのか」「日本に来た目的はなにか」をインタビューするという番組。こりゃ制作費は安い。深夜番組だろうなあ。もしかしてMXとか?
 スタジオにいるのはバナナマンのふたりだけ。ビデオを見ながらあれこれ言う。構成がシンプルでいい。時に、その中の誰かに密着取材と称して、日本での行動を追わせてもらう。これがまたおもしろい。ナレーションのボビー・オロゴンもいい。



 この時点で私はそれがどこの局でいつ放送されているかも知らない。視聴途中だが一度停止してそれを調べてみた。こういうことができるのもネット視聴の便利さだ。
 するとテレビ東京の深夜番組であり、好評につき4月からはゴールデンタイムに進出すると知る。なるほどね、テレビを見ていた時代、「ヘキサゴン」なんかがそうなっていった流れを知っている。そのパターンか。あれって、自分の好きなものがみんなに認められて出世するみたいでうれしく、同時に自分だけのものがみんなのものになってしまうような寂しさを感じたりする(笑)。

 昨年2回ほどパイロット版を流し、その後今年の1月から深夜レギュラーになり、早くも4月からゴールデン昇格らしい。企画の勝利だ。出演者はバナナマンだけだし、それでいて成田でインタビューする外国人は多士済々だから、安上がりでおもしろいものが作れる。ただしスタッフの取材は面倒でたいへんだ。

 パイロット版のときには真鍋かをりや優木まおみが出ていたらしい。いらない。ゴールデン昇格で、またそんなことをやりそうな気がする。今のままでいい。いや、きっとやるな。やらないと制作費が取れないから。

 この番組のいちばんいい点は、バナナマンのふたりがクールであることだ。特に設楽が、外国人に対して媚びることなく、クールな意見を言うのがいい。私なんか日本大好きの外国人に会うと急に採点が甘くなってしまう。台湾からの旅行者だというだけで好意的に見てしまう。しかしこれは日本人特有の甘さだ。こういう視点はよくない。設楽が今後も辛口路線で行ってくれることを願う。



 おもしろかったので何本も見てしまった。これじゃテレビ嫌いなんて言えない。単に「テレビ受像機に触れていないだけ」だ。でもネット視聴はCMを飛ばしてくれるし、好きなものを好きな時間に見放題だから、これに慣れたらテレビには戻れない。唯一画面がちいさいのが不満だが、それにもこのごろ慣れてきた。
 その感覚を自分に都合良く説明すると、テレビを見るということは主体にテレビがある。テレビに支配されている。CMであれ、つまらない部分であれ、すべて受け入れねばならない。対してネットで見るというのは、こちらが主体だ。CMはないし、つまらない部分はすぐに飛ばせる。この差は大きい。

 4月15日からゴールデンタイムの放送になり、この日は午後6時半から7時58分までとか。覚えていたら録画して、後で見よう。と言いつつ、まず間違いなく見逃す気がする(笑)。もうテレビ番組表を見る習慣がないし、見るのは競馬とか将棋とか時間が固定しているものだけだから、きっと見逃す。でもそれならそれでいいや、後でネットで見ればいい。



 浦和レッズファンで何十回も来日しているフランス人青年が、埼玉スタジアムでレッズの応援をし、感動して泣く姿はよかった。日本語がうまかった。しかし日本のサッカーチームを応援するために来日するってのもすごいな。



hoppy 先ほど見ていた回では、ドイツから来日した男性にインタビューしていたら、彼を迎えに来ていた女がホッピーの社長だったのでおどろいた。成田だとこんなこともあるんだな。
 私は近年ホッピーを飲むようになり、そこからの調べ物で、今の社長が若い女(社長就任当時)であり、彼女の経営方針でホッピーのイメージ転換に成功したことを知っていた。といっても大抜擢なわけではなく同族だけどね。

 むかしホッピーってのは労務者の飲む安物のビール(ビールが高くて飲めないのでそれを飲む)のような、ひどいイメージだった。まあ焼酎という酒そのもののイメージが悪かった。私はもちろん焼酎もホッピーなんてものも飲まなかった。

 数年前、競馬帰りの府中の飲み会で、初対面の若者たちがオシャレな酒としてホッピーを飲むのを見て、時の流れを感じた。私はそれで認識をあらたにしてホッピーを飲むようになった。いわばこの女社長の仕掛けで飲むようになったわけである。
 まさかその女社長を偶然目にするとは思わなかった。お嬢さま社長と就任当時は話題になったらしいが、今はただの明るいおばさんだったけど(笑)。



 イギリスから来た娘に「どこから来たのか」と問うたら、「ウェールズ」と応じたのも印象的だった。イギリスはユナイテッドキングダムである。一応覇王はイングランドだが、スコットランドもウェールズも北アイルランドも、心の奥ではイングランドに同調していない。敵対意識を持っているし嫌っている。自分たちに誇りを持っている。だから彼女は「UKから来た」と国の名前を言う以前に「ウェールズ」と言ったのだ。

 しかし残念ながら彼女が誇りを持っているほどウェールズは日本ではメジャーではない。日本人の多くは「イギリス」というひとつの国だと思っている。ウェールズと聞いて、「もしかしてイギリスの地方だっけ?」と思い、「ウェールズというとあなたはイギリス人ですか?」というつもりで、「Are You English?」と問うたら立腹される。彼女ははっきり「NO! 私はUKの一員ではあるが、イングリッシュではない」と否定するだろう。そういうのも見たかったけど。

 イギリスにいるときは、どこにいるかを確認しつつ発言するのが肝要だ。私が好きなのはスコットランドなので、ここにゆくとまずは「おれはイングリッシュが嫌いでね」と言う。するとスコティッシュはすぐに同調し、「おまえはともだちだ」と親しくしてくれる。もちろん私のそれは詭辯じゃなく本音。スコティッシュといちばん気が合う。

 この意識がいちばん強いのは、日本なら大阪だろうか。世界を歩くと、大阪人の多さ、大阪の強さにおどろく。よく言われるが、支那や朝鮮と闘える最終兵器は大阪のおばちゃんである。それでも大阪人でも外国で「どこから来たのか」と問われたら、Osakaの前にJapanと言うと思うけど。



 しかしこのごろのテレ東はいい番組が多いなあ。もうすぐフジテレビを抜くだろう(笑)。

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【追記】──忘れずに見ました4/15の特番──4/17

 ぜったい忘れて見逃すだろうと思ったけど、なぜか覚えていて、4月15日、18時半からの特番を録画して、見ました。
 案じていたようなよけいな連中は入れず、クロマキーで抜いたバナナマンふたりだけ。シンプルでよかった。

 中身も、フランスから来た忍者修行の連中への密着取材。
 ウルグアイ出身で、イギリスの日本食レストランで働いている女性シェフの、合羽橋での買い物に密着取材。とてもよかった。日本の庖丁は世界に自慢できる逸品だからね。

 また見ようと思います。楽しみに見られる番組が増えてうれしい。



【追記.2】──と言って、すぐに見忘れた(泣)──4/23

  4月23日、なんかきのう忘れものがあるような気がして、「ああ、そうか、Youは何しにを見忘れたんだ」と気づく。たしか月曜だったなとネットで確認するとそうだった。なんとも残念。
 だけどテレビを見る習慣がなくなってしまったから、こんなことになる。月曜に見ていたものに「TVタックル」があったが、大竹まことを見るのが不快で見なくなった。土曜日TBSのたけしのあれは、 渡辺えりを見るのがいやで見ないし、いろいろね、テレビを楽しく見るのはむずかしい。
 これ、ネットで見られるかな、今から探してみよう。 

【追記.3】──UKというひとがいてほっとした──5/30

 その後、何度か観ているのだが、 アメリカ人は自分達の国に自信があるらしく、「どこから来たのか?」と問われると、USAと言わず、ニューヨーク、カリフォルニア、シカゴと都市名を言う。日本人なら知っていて当然と思っているようだ。
 ドイツ人はきちんとジャーマニーと国名を応えていた。 

 今日、動画倉庫で先日見逃した分を観ていたら、アゼルバイジャンのひとが、アゼルバイジャンと国名を応えた後、「知ってるか?」と、すこし心配そうに問うていた。アゼルバイジャンから日本に観光旅行ってのは、あちらではお金持ちなんだろうな。

 と、そこにイギリス人が登場し、問われて「UK」と応えて、そのあと「ロンドン」と附け足した。すこしほっとした。自分の体験からそうだと言えるのだが、あまりにアメリカ人が国名を言わず都市名ばかり言うので、すこし自信をなくしていた。 
 やはり件のウェールズ娘は、自分はイングリッシュではなくウェールズなのだという誇りを持っていると解釈してよさそうだ。 

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