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映画「テルマエ・ロマエ」を観る

thermae














 映画「テルマエ・ロマエ」をレンタルして観た。

 私はマンガ「テルマエ・ロマエ」のファンであり全巻読んでいるのに、この作品が昨年映画化されたこと、大ヒットしたこと、阿部寛が日本アカデミー賞(原宿シャンゼリゼ通りみたいで書くだけで恥ずかしくなる名前だ)で主演男優賞を取ったこと、台湾でも公開され、これまた大ヒットしたことを、まったく知らなかった。 それすら知らなかったのだから、第二作がいま製作中でもうすこしで完成公開になるなんてことも知るはずがない。テレビアニメになったことも。これらはみな先程Wikipediaで知ったことだ。



 原作のそこはかとないおもしろ味が生きていて、ひさしぶりにくすくす笑いながら楽しめた。大ヒットしたこともよくわかる。言葉の要らないおもしろさだから台湾でのヒットもわかる。
 私はいま集中力がなく、「観なければ」と思った映画はそれなりに押えているが、一気に観るのがつらく三回に分けて観たりする。この作品は休むことなく一気に観られた。それだけですごいことだ。

 阿部寛が見事に古代ローマ人に成り切っていた。彫りの深さと背の高さがよく役立っている。その他の顔の濃い連中も、日本の年寄り連中も日本人のひとの良さが出ていてよかった。この映画、企画段階でのキャスティグが愉しかったろうなあ。
 あべちゃんはいろんな作品に出るが、たとえば「自虐の詩」で、彼が薄倖なホステスを殴るヒモには見えなかった。そういう意味では、今回のこれは当たり役である。



10nen しかしいま検索したら、否定的な意見が多いのでおどろいた。
「原作のよさが出ていない」という原作も読んでいるひとの否定もあれば、「画が嫌いなので原作は読んでいないが」という原作は知らないひとの、「こんな映画のどこがおもしろいのか」という否定もあった。
「上戸彩が出るとわかった時点でつまらないのは見えていた」なんてのもあった。

 そうかなあ。私はむしろ画がとっつきにくいので、この映像で助けてもらった気さえするけど。「20世紀少年」が、マンガじゃあっちにゆきこっちにゆきするので筋がわからなくなったのが、映画で整理してもらって理解できたのに似ている(笑)。

 私は格別に上戸彩のファンでもないし(「あずみ」はひどかった)、国営放送のくせに売国奴であるNHKは(大相撲と将棋以外)観ないのだけど、タイムスリップ物が好きなので「10年先も君に恋して 」はDVDを借りて観た。それぐらいタイムスリップ物が好きなのだけど、この作品はタイムと同時に場所もスリップしているので(笑)2倍愉しい。斜め飛びスリップ。



 でも笑いのツボはひとそれぞれだものね。「こんなもののどこがおもしろいのかわからん」というひとに、「こことここが」と説明するわけにも行かない。しょうがないね。私はこの映画、好きです。

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kanren6マンガ大賞2013年は「海街diary」 

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