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再び「笑う」と「咲く」について──武井咲を「えみ」と命名したひとのセンスの良さ

 昨年、「たかとし」の番組を見て、以下のものを書いた。

タカトシの時間ですよSP──誤って伝わった漢字「笑う」と「咲く」について

 開花するという意味の日本語の「さく」に、漢字を当てるとしたら、竹冠からもわかるように、「笑く」が正しかった。同じく、日本語の「わらう」に漢字を当てるとしたら、口偏からもわかるように「咲う」が適切な漢字だった。なぜかそれが逆になってしまった。というテレビ番組の感想である。

 それをミニ知識としてテレビでやっていたのはいいが、出演している芸人が見当違いのつっこみをしていたので、私の書く趣旨はそっちになってしまった。
 文字を持たない和語は、表記するのに借り物の漢字を当てはめた。それがいまこうして書いている漢字と、そこから創りだしたひらかなカタカナまぜこぜの日本語の表現形態である。そこの基本は理解しておきたい。



 ブログを整理していたら2011年に書いたこんなのを見つけた。 

ハイビスカスの植え替え──「咲く」はわらう

 ここで私は《漢字の本場支那では、花がさくことは「開く」である》と書いている。文字通りの「開花」だ。こちらのほうが一般的になる。さらに言うなら簡体文字は「門構え」を取ってしまっているので、「く」である。なんとも味気ない。

「漢字の本場支那ではいま門構えはみな廃止なのか!?」と誤解されると困るので念のために書いておくと、それをやったら、たとえば「閃く」なんて字は「人」になってしまい、人との区別がつかなくなってしまう。だから簡略化した門構えはで生きている。「閃」は「」になる。「開」が「」になったのは、普遍したそういう字がなかったからなのだろう。
「業」という字が上の部分だけを取って「」になっているのなど、未だになじめない。

 しかしインターネットで簡体字が書けるのは感激だ。十数年前、私のサイトでは、簡体字やタイ文字は切りぬき画像で表示していた。日々進化してるんですなあ。



 上の「ハイビスカス」の話では《日本語の「さく」に、わらうという意味の「咲く」を当てた先人の智慧がうつくしい》と書いている。それはもしかしたら単なる愚かな勘違いだったかもしれないのだが、私には「先人の智慧がうつくしい」と感じられたのだ。これは本音だろう。と思われる(笑)。

 言いたいのは、「タカトシ」のテレビで、ジュニアと塚地の見当違いのツッコミがなければ、私はなにも感じず見すごしていたのだ。そんな勘違いや誤用はもっと他にもあるだろうし、どうでもいいことなのである。所詮当て字なのだから。

 私にとって重要だったのは、「日本に伝わるとき咲と笑の字が逆になった」ということではなく、「お咲き芸人になってたかも」「花が笑うとかね」という彼らの「漢字は日本語の当て字にすぎない」を知らないことへの苛立ち?であり、それを教えてやらない大学教授への怒り?だった。らしい。整理するとそうなる。



 私は「武井咲」という女優を、テレビのバラエティ番組でほんのすこし見かけただけだ。彼女の出演しているドラマを見たことはない。たぶん街で擦れちがっても気づかない程度の認識だ。最初「たけいさき」だと思っていた。でも「咲」と書いて「えみ」と読ませるのだと知ったときは、いいセンスだと思った。「笑」と書いて「えみ」と言う名の女を何人か知っているが、ずっとこっちのほうがいい。字面もうつくしい。

 もしかして芸名なのかと調べたら、御両親が命名した本名だとか。なんともセンスのいい御両親である。

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【追記】──いまごろ武井咲のことを書く<きっこさん>──2013/5/20

 高名なブロガー(笑)であり、ツイッターフォロワー数10万人を誇るアフィリエイト商人でもある<きっこさん>(男性64歳)が、こんなことをつぶやいていた(笑)。



kikko-takei






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