記事一覧

映画「奇跡のシンフォニー」感想──渋谷で映画は何年ぶりか


http://www.kiseki-symphony.com/


 6月27日、金曜の午後、渋谷で「奇跡のシンフォニー/August Rush」を見た。


 渋谷で映画を見るなんて何年ぶりだろう。まちがいなく十年以上なのだが、恥ずかしいので正確に数えるのはよそう。渋谷は私にとって青春の街であり、学生時代、パレス座で見たアメリカン・ニューシネマが原点なのだけれど……。
 いつしか遠い街になってしまった。でもいまの渋谷はこどもの街だからしかたないか。なんであんなに年令層が下がってしまったのだろう。



 もう長いあいだ、私にとって映画は「話題作を、話題のためにDVDで見るもの」になってしまっている。あまり誉められた話ではないが、かといって映画を語る気もないので、こんなものでいい。
 今回のこれもほんとなら年末か正月にビデオになってからレンタルして見る作品だった。


 なのに珍しく劇場で見たのは、朝からがんばって歩き過ぎ、右足が痛かったこと、そしてこれが音楽映画だったからだ。



「ヘッドフォンで映画の魅力を見直した」と書いたら笑われそうだが、ここのところそれを痛感している。


 午前三時ぐらいから始まるテレビの深夜映画(私の場合、それは深夜ではなく、起き抜けになるのだが)を、ヘッドフォンを当てて見る。たいした意味はない。たんなる思いつき。
 すると、音が右から左に走ったり、不気味な足音が迫ってきたり、テレビのスピーカーから流れる音を漫然と聞いているのとはまったく違うことに気づいた。ここまで気づかった豊かな音で作られているのかと感嘆した。映画に限らず日本のイージーな作りのテレビドラマですらそう。
 凝って作られている音声の三割りぐらいしかわかっていなかったのだなと、作った人達に申し訳なく思った。


 ということから、この音楽映画は音響のいい映画館で見たかった。いや見るべしと思っていた。



 こんなにおもしろかった音楽映画は「Crossroad」以来か。
 孤児院とか親探しとかは、私好みではないけれど。


 作品の中の音楽についてはまたあらためて書こう。
 ヒットしているのがよくわかる。

Comments

Post a comment

Private comment

プロフィール

moneslife3

Author:moneslife3
FC2ブログへようこそ!