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ペンタングル再結成──行きたいなあ!

pentangle 同時期に活動したフェアポート・コンヴェンション、スティーライ・スパンらとともに“英国3大フォーク・グループ”と謳われた、ペンタングル(Pentangle)。オリジナル・メンバーの5人が再び集結した再結成ツアーが6月29日よりスタート! イギリス国内12ヵ所を巡ります。

 今回のツアーでは、バート・ヤンシュ、ジャッキー・マクシー、ジョン・レンボーン、ダニー・トンプソン、テリー・コックスのオリジナル・メンバー5人が集結! 80年代以降の再結成は、いずれもオリジナル・メンバーの誰かが欠けていたものであっただけに、オリジナル・ペンタングルの復活は73年の解散以来。すでに2007年にBBCラジオのFolk Awardsでのパフォーマンスが行なわれていましたが、今回は本格的なステージでの復活となります。

 再結成ツアーは、68年に発表されたアルバム『スウィート・チャイルド』(ライヴ盤とスタジオ盤の2枚組)の発売40周年に合わせての開催で、6月29日のロイヤル・アルバート・ホールを皮切りに、7月14日までイギリス国内12ヵ所で行なわれる予定。
また8月17日にはウェールズで行なわれるGreen Man Festivalへの出演も決定しています。
 英国フォークの至宝級バンドがオリジナル編成で復活する記念すべきツアーとなりますので、アナタもここは思い切って旅立ってみてはいかがでしょうか?


ソース:CDJournal.com
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=19630


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 行きたいなあ。ロイヤル・アルバート・ホールでペンタングルが聞けたら最高だ。みんなもうおじいちゃんだろう。
 かつてのような超絶テクは健在なのだろうか。
 こういうのを聞きにちょいとイギリスまで、ってのが渋いおとな趣味だ。そういう人生のはずだったが……。


 DVDになったらすぐに買うんだけど、ならないだろうなあ。


 ひさびさにわくわくする音楽ニュースを聞いた。
 これ、2ちゃんねるの「芸スポ速報」に載っていた。あそこを読む人でペンタングルファンがいるとは思えない。ものすごく渋い話題だ。でも2ちゃんねるになかったら見のがしていたニュースだ。


 ところで私は、品川のアパートを引き払うときに一大決心をしてレコードをぜんぶ捨ててしまった。ペンタングルもレコードでしか持っていなかった。だからいまペンタングルの音源はない。バート・ヤンシェとジョン・レンバーンの手書きギター楽譜がついているマニア向けのレコードだった。
 早まったことをしたといまになって悔やむ。
 国立を引っ越すときは全巻揃っていた『ゴルゴ13』を初めとするコミックを大量に処分してしまった。
 荷物の整理上しかたないのだけれど、こういう後悔はじわじわと利いてくる。


 ペンタングルのCD、買いに行こうかな。まずぜったいレンタルにはない種類の音楽だし。


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7/2 記入


John Renbourn on the Custom House Square stage at New Bedford Summerfest 2005. Photograph by Thom C.


 ジョン・レンボーンの写真を見つけた。Wikipediaの外国版。
 ううう、渋いな。いま68か。知ったころは三十そこそこ。時の流れを感じる。こっちも年を取るはずだ。

 私は「レンバーン」と呼んできたけど今は「レンボーン」のようだ。綴りはJohn Renbournだからレンボーンなのか。とにかくまあ世間の流れに従うことにしよう。
 バート・ヤンシェのほうも、当時から「ジャンシェ」だったりして固まらなかった。



 早速ペンタングルのCDを買ってきて毎日聞いている。しかし上記の「手書きギター楽譜のついているアルバム」は見つからなかった。しみじみもったいないことをしたと悔いが湧いてくる。

 それであらためて思ったのは、イギリスのフォークグループであるペンタングルは、女ヴォーカルのジャッキー・マクシーの存在が大きいのだが、私にとってはバート・ヤンシュとジョン・レンボーンのふたりのギタリストがメインであるということだった。つまり私は、ギターの先生としてのふたりを尊敬していて、イギリスのフォークそのものにはあまり興味がないのである。
 今回も歌なんかどうでもよくて、背後のギターばかり聞いている。



 そもそもペンタングルを知ったのは、高校生時代、ポール・サイモンのアコギ一本のインストゥルメンタル「アンジー」を聞いて、なんてかっこいいんだろうと思ったのが始まり。

 ポール・サイモンは、作詩がすばらしく、作曲もすばらしく、さらには歌がうまいという何拍子も揃った人だが、そのうえギターも達人なのだった。これだけいくつも揃っている人は、同じポールのマッカートニーぐらいしかいまい。


 大学に入り、売れないころのポールがイギリスに修業に行き、そこで知りあったペンタングルのバート・ヤンシェからの影響を知る。「アンジー」を作ったのはディビー・グレアム。有名にしたのはペンタングル。そこから「ポールのギターの師匠のバート・ヤンシェとジョン・レンボーンを追い掛ける」ことになる。

 達人だった。バート・ヤンシェの原曲「アンジー」を初めて聴いたときの感激はいまも覚えている。ポールVersionの方が洗練されていてすばらしい。しかしそれとまた感動はべつだ。



 ひねくれ者の私には、「明日に架ける橋」なんてわざとらしい曲で賞をもらい超メジャーになったポールより、地味なペンタングルの方が興味深かった。若い時ってこういうふうにひねくれるものだ(笑)。

 とはいえポール・サイモンの初期の歌は今も大好きである。数少ない両手をあげて賞讃する天才であることに変りはない。
 何年か前、日本のテレビドラマで「冬の散歩道」が使われたときは懐かしかった。もちろんそんなドラマは見ていないのだけど、情報として知った。CDを引っぱりだして聴いたものだ。
 今じゃ柴門ふみがポール・サイモンから筆名を取っているといっても、ポールを知らないひともいるのだろう。


 ヤンシュやレンボーンはそのポールの師匠だからねえ。旧い話になる。
 しかしいつ聞いてもふたりのギターはいい。パーカッシブなのだ。いまじゃこの亜流も増えたが、当時は唯一のものだった。いま聞いても新鮮だ。



 2ちゃんねるの芸スポ速報でこの「再結成」のニュースを知らなければ、ペンタングルは記憶の彼方に埋もれたままだった。ありがたいと思う。これはこれで一瞬の触れ合いである。見のがしたら終りだった。

 ニュースで知ることにより、ひさしぶりに彼らの音楽に触れ、当時を思い出し、彼らの変らない実力を確認できた。
 思えば私も一日十時間以上ギターを弾いていた時期もあったのだ。なつかしい。
 きょうは今からアコギを弾いてみる。指が痛くなるな(笑)。


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【附記】──友人にも送った 7/3


 早速購入してきたペンタングルの音楽を、mp3に変換し、三人の友人に送った。
 たぶん彼らはペンタングルを知らないだろう。そしてまた「いかにもイギリス、アイルランドの民謡っぽい地味な音楽」ペンタングルを好きになるとも思えない。それでもこれこそ一期一会だ。
 ペンタングルを聞いたの、20年ぶりぐらいか……。

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