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ワイドショーコメンテータという仕事──田中雅美と柳田稔

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前記、「2005年のヘキサゴン」を書いているうちにこのネタを思い出したので忘れないうちに。

田中雅美さんは──となぜか彼女にはさんづけ(笑)──水泳選手であるからもちろん引き締まったナイスバディである。そしてオリンピックに出るほどの日本人アスリートで、ここまでの美女はいない。
となれば男でこのひとを好きな人は多い。というか嫌いな人はあまりいない。

2枚の写真は、あるかたのブログから拝借してきたもの。タレントのことなどめったに書かない人が、突如「好みの女性」として写真と共に彼女を礼賛していて、心に残っていた。
私も水泳選手としては随一の美人として記憶していた。



しかしある日、バラエティ番組のクイズに出ているのを見たら、見事なほど「脳みそが筋肉でできている」人だった。これにはがっかりした。天が二物を与えた稀有な例だが、さすがに三物まではゆかなかったようだ。
タレントに転身して間もないころだった。まだ事務所もキャラ設定に迷っていたのだろう。当時いわゆる「おバカタレント」が売れていたし、彼女のトンチンカンぶりも群を抜いていたら、元美人アスリートとしてそっち方面に進む可能性もあった。ガッツ石松、具志堅用高風に。だが残念ながら平凡なバカだった。
となると、あらたな路線を確立せねばならない。

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そこからバラエティは封印してスポーツコメンテータの仕事を重視する。最近はスポーツに限らず時事ネタを扱う場面にも登場している。テレビ映えする美人なのだからテレビ局としても重宝するタレントだ。
いまWikipediaを見たら関口宏事務所に所属しているらしい。時事ネタコメンテータとして出演するようになってきたのは事務所の方針か。

また学歴的には「中央大学法学部卒」と知る。北海道出身。高校はスポーツで有名な八王子高校にスカウトされた。そういや私の同級生でも女子バレー推薦でここに入ったのがいて、全国の高校名などなんの興味もないのだが、みょうにここだけは早くから知っていた。この高校はむかしから人さらいをして人材を集めていたのだろう。
大学は女子水泳部を初めて設置する中大への特例進学。中大法学部は中大の看板だ。学歴的にはなかなかのものになる。中大も文学部にでもしておけばよかったろうに。



本業のスポーツはともかく、時事ネタを扱う番組にも出てきたから、まともなコメントが出来るのだろうかと心配する。なにしろ大好きな容姿ではあるが、筋肉脳なのを偶然見て知っている。

その番組を見て、「あ、なるほどね」と思った。おそらく関口事務所で特訓を受けてきたのだろう。
混迷している政治的な状況に意見を求められる。
そのときはこう言えばいいのだ。
「そうですね、こういう事件を見て思うのは、政治家はほんとに私たち国民のことを考えているのだろうかってことです」
菅がなにをやろうが、大臣が不祥事を起こそうが、消費税をあげるかさげるか(さげはないか)、なにを論じていようと、「ほんとに私たち国民のことを考えているのか」「これはあれも私たちの税金で」とでも応えておけば様になる。
無難で万能な答えかただ。事務所の特訓で、「こういうことを問われて、わからない場合はこう答えろ」という逃げのテクニック、応用テクニックを仕込まれてきたのだろう。

それが無難な「対応テクニックマニュアル」であるのはわかるから、自分の好みの容姿でもあり、もしもこれだけを見たら、「おお、田中雅美は才色兼備だ」と私は勘違いした。幸か不幸かあまりにお粗末なおバカぶりを目撃していたのでそうはならなかったが……。
でも中学生レベルの常識的なことを知らず、司会者にからかわれ会場に笑われ、赤面してうつむくのは(そのことからこれがガチだったことがわかる)それはそれでまた魅力的だった。ま、美人は得だ。

スポーツコメンテータとして、時事問題も扱うワイドショーも大丈夫と、キャラが確定した今は、中身のバレるバラエティ番組など二度と出ないだろう。思えば貴重な瞬間を目撃したことになる。



前記のバカ丸出しの飯星景子なんてのもいまだにワイドショーコメンテータとしては売れっ子らしいし、この種の芸能仕事が誰にでもできることがあらためてよくわかる。仕事として、当たり障りのないことを言うのが理想的で、むしろ正鵠を射た真っ当なことをいうタレントは嫌われる。

今の出来事で言うなら、フジテレビの韓国べったりを批判した高岡蒼甫は、各テレビ局が連携して、全局のワイドショーが非難する姿勢なのだから、すなおにそれに乗るのが起用される。ここでへんに「いや、でも私は、高岡さんの意見は正しいと思いますよ。いくらなんでも韓国ドラマ、流しすぎでしょう」と発言するようなのはいらないのだ。

すこし前、TBSのワイドショーで、民主党贔屓のうつみ宮土理が狂乱してネットで話題になっていた。私も翌日YouTubeで見たが、いやはやなんともひどいものだった。「国会議員はみな一ヶ月でも、一週間でも、被災地の避難所で過ごしてください」と被災者の小野寺五典議員に的はずれなことを喚き散らす。お決まりの「あなたたち政治家は、私たち国民のことをほんとうに考えているんですか!」が連発される。小野寺議員はあまりに無礼なうつみにも激昂することなく冷静に対応していて逆に惚れ直した。まともな視聴者からは、小野寺議員の態度は決してマイナスにはなっていない。
国会議員が被災者のためにすべきことは多々あるが、一ヶ月も避難所で同居することには何の意味もない。国政が滞るだけだ。そんな発言をするならおまえが体験してこい。まったくこの赤い夫婦には呆れる。

とはいえこれはこれで意味がある。うつみは左巻きであるとはいえ自分の意見を言った。めちゃくちゃ的外れで笑いものになったが、本来は右からも左からも自由な意見があり、紛糾すべきなのだ。そしてうつみのようなのは発言によって活躍の場を失うのが正しい。
「ショー」であるから、流れを撹すそれは失格となる。タチの悪いのは、今回の「高岡蒼甫問題」等でも、ただひたすら番組の流れに同調するだけのタレントだ。福岡の「めんたいテレビ」ってのの報道はひどかった。それでもローカル放送のそれがネットで晒され、全国的な批判を浴びるようになる。以前ならそんなものが放送されたことなど知る由もなかった。すごい時代になっている。確実に以前とはちがう。



「法務大臣はね、ふたつの言いかたを知っていればいいんですよ」と、後援者の集会でとんでもないことを言って
辞任に追い込まれたカスがいた。

法務大臣というのはいいですね。二つ覚えておけばいいですから。「個別の事案についてはお答えを差し控えます」とね。これはいい文句ですよ。これを使う。これがいいんです。分からなかったら、これを言う。(この言い回し)で、大分切り抜けてまいりましたけど、実際の話はしゃべれないもんで。あとは「法と証拠に基づいて適切にやっております」。この二つなんです。何回使ったことか。(by 民主党・柳田稔)

ひどい話だ。いまこの文章を貼るだけでもあらためて怒りが湧いてくる。最低最悪の輩である。なにしろこれはこの当時にも指摘されたことだが、冗談になっていない。本人はギャグのつもりで言ったという。会場がどっと沸いたならまだ逃げも出来よう。会場が白けて引いている。しみじみカスである。これでこいつの議員生命は終ったと思ったら、また重要役職に復帰しつつあるのだから、いったい民主党というのは何を考えているのだろう。

一国の法務大臣でもこれなのだから、ワイドショーのコメンテータなんて誰でも出来るはずだ。

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