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テレビのない生活──映画「女の子ものがたり」感想

onnanoko


DVDで映画「女の子ものがたり」を観る。
西原理恵子の原作であり実話っぽいので楽しみにしていた。

つまらなかった。
と書いてAmazonのレヴュウを見てびびる。絶讃の嵐だからだ。そんな良作を否定したらなにをされるかわかったものではない。
でもよく見ると辛口の批評もあったので安心した。
「サイバラの世界をぶちこわしにしている」
私の感想もこれにちかい。
というかサイバラの世界を映画にするのは無理なのだろう。
「ぼくんち」もつまらなかったし。

「いけちゃんとぼく」はまだ観ていない。



すこしまじめに。
子役達の演技がいいとか青春映画の傑作とか誉められているようだが、この映画の致命的缺陥は「時代」がないことだ。どう考えても映像が「いま」である。サイバラの子供時代ではない。貧乏であるとかいじめとか、時代をしょっていなければ味が出ない。この映画の貧乏もいじめも映像が「いま」であって、サイバラの時代も田舎も描かれてない。少女達も「いま」の少女である。それがつまらなさの原因だ。そういや「ぼくんち」の観月ありさも「いま」だった。

実写がことごとく失敗するのに対し、アニメはきちんとサイバラの世界を描いている。つまりは「実写」は無理なのだろう。
テレビ「崖っぷちのエリー」など山田優主演というだけで観る気にならない。
サイバラは自分を演じる役者としてブス系を望んだようだがテレビはそれを許さない。

それでもこれからもサイバラ作品の実写に挑む監督はいるんだろうな。
結果は目に見えている。

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